DAICHIと僕と、夢の跡

ダイアリーからのスムーズな移行に失敗した男

世界で一番不幸でも幸運でもない人は

この2年程で自分の大切なものベスト10に入るくらいのものをいくつも失っていってるので
精神的なダメージが過去最高レベルだ。
まあ結構平気なんだけども。

精神的な自衛として、期待をしないという癖がついたからかもしれない。
全てに期待をしなければ精神的には本当に楽だ。

期待というと少し違うかもしれないな。

例えば前提として、不幸な事とか起こったら嫌な事は高確率で起こると考えているなら、
何事も無ければ「不幸な事が何も起こらなかった」という幸運を感じることが出来る。

朝目が覚めるだけで、身体が健康なだけで、無事に家に帰れるだけでラッキーだと思う事にした。


精神的自衛の為には過去を後悔する事もしない方が良い。

結局今の自分が未来の過去になる訳で、今現在の選択に後悔してないのなら
「あの時はそれ以外の選択のしようは無かった。」と未来の自分に納得させるしかない。
あの時ああしておけば良かったなあと誰しもが思った事あるだろうけど、100回同じ過去を繰り返しても結局は同じ選択をするよ。

やらないで後悔するならやって後悔した方が良いともよく言われるが、
やらないで良かった、と思いにくいのはやらなかった事による結果がハッキリ出ないから実感しづらいだけじゃないだろうか。

結局はやらなかった判断も正しい選択なんだと思う。


俺は昨日の夜早く寝なかった事を毎朝後悔してるけど、寝る前の俺は
YouTubeとかプライムビデオ観てたりするし、その判断は昨夜の俺の正解なんだ。

もし早く寝たら動画を観なかったことを後悔するかもしれないけど、
朝目が覚めたときに早く寝なかった事を後悔する事は無い。

この場合、やらなかった判断というのは「ビデオを観なかった事」な訳だけど、
そのおかげで一応眠気は無くなっている。
きっと「良く眠れてラッキー」とは思わないだろうけど、間違いなく良く眠れてラッキーではあるんだ。